動画機材ハードケースの内装スポンジをオーダー加工|UV印刷ロゴ入り専用仕上げ事例

動画撮影で使うモニターやワイヤレス送受信機など、形状がバラバラな機材をハードケースの内装スポンジでぴったり固定したいというご依頼を受け、オーダーメイドで製作しました。

さらに今回はUV印刷でブランドロゴを直接プリントし、ケースを開けた瞬間から「自分だけの専用品」と伝わる仕上がりに。制作の背景と設計のポイントをご紹介します。

ご依頼の背景と収納する機材

今回のご相談は、映像制作の現場で使用するビデオ機材一式を安全に持ち運びたいというものでした。収納対象の機材は以下のとおりです。

  • モニターA × 2
  • モニターB 
  • ワイヤレスHDMI 送受信機(RX / TX)
  • FEELWORLD 4K Ultra-Bright モニター
  • ワイヤレストランスミッター(アンテナ付き)x2
  • 追加受信機
  • ケーブル類(メッシュポーチにまとめて収納)

機材ごとに形状・重量・突起物が異なるため、既製品のブロックスポンジでは隙間ができてしまいガタつくという問題がありました。専用形状にカットしたオーダーメイドのスポンジ加工で解決しています。

 
▲ 収納予定の機材をケース内に仮置きしてレイアウトを確認。各機材の配置・向き・アンテナの突起方向を検討した状態。

設計のポイント

1. 機材の形状に合わせてスポンジをプロッター加工

各機材の外形に合わせてポリエチレンフォームをプロッターでカット加工しました。機材よりわずかにタイトなサイズにすることで、摩擦でしっかり固定され、輸送中に動きません。

アンテナの突起・ケーブルの接続方向・フタを閉めた際の高さをすべて考慮してレイアウトを設計しています。

▲ 完成したスポンジ内装。各機材専用にカットされたスロットへぴったり収まる。

2. ケーブルポーチ用のオープンポケットを設ける

モニター横の空きスペースに、ケーブル類をまとめたメッシュポーチが収まるオープンポケットを設けました。ケーブルを別で持ち運ぶ必要がなく、このケース1つで現場に持ち込める設計です。

▲ 右下のオープンポケット部分。メッシュポーチがすっきり収まる。

3. 指掛かりで素早く取り出せる

各スロットの底面に指をかけるくぼみを設けており、機材を片手でスムーズに取り出せます。現場での設営・撤収時間の短縮につながります。

UV印刷でスポンジにロゴを直接プリント

内装スポンジの仕上げに、UV印刷でブランドロゴを直接プリントしました。UV印刷は紫外線でインクを瞬時に硬化させる技術で、スポンジのような柔軟素材にも鮮明に印刷できます。

マットなスポンジ表面との対比が高級感を生み、ケースを開けた瞬間に「専用品」であることが一目で伝わります。

▲ スポンジに直接UV印刷したロゴ。白色の発色が鮮明で耐久性も高い。

▲ 機材を収めた完成状態。ロゴ入りスポンジが「ひとつだけの専用ケース」を演出する。

仕様

収納物 ビデオモニター類、ワイヤレスHDMI送受信機、ケーブル類
使用材料 ポリエチレンフォーム(プロッター加工)
加飾 UV印刷(ロゴ入り)
対応数量 1点〜(試作対応可)

こんなお困りごとはありませんか?

  • ハードケースの内装スポンジが機材にフィットしない
  • 移動中にケース内で機材がガタついて傷が心配
  • 形状がバラバラな機材を1つのケースにまとめたい
  • ブランドロゴ入りの専用ケースに仕上げたい
  • 図面がなく、写真や現物からオーダーしたい

そのようなご相談も、1点から対応しています。

今回のご依頼主:合同会社 XANJI

今回ケース内装のオーダーをいただいたのは、石川県金沢市を拠点に活動する合同会社 XANJI(ハンジ)様です。

広告・宣伝の映像制作やスタジオ運営(写真・動画撮影)を手がける映像制作会社です。

今回はXANJI様のブランドロゴをUV印刷でスポンジに直接プリントし、機材ケースそのものをブランディングツールとして仕上げました。

合同会社 XANJI 公式サイト

まとめ

サトウ化成では、動画・映像制作機材をはじめ、精密機器や展示品のハードケース内装スポンジを1点からオーダー加工しています。UV印刷によるロゴ入り仕上げも一貫対応可能です。

図面がなくても、写真や現物からご相談いただけます。