
ご相談内容
お客様より
「支給するハードケースの中に、サングラスを30本まとめて収納したい」
というご相談をいただきました。
展示会やイベント、在庫保管・海外輸送時の使用を想定されており、
- 本数が多く1本ずつ確実に固定したい
- 輸送時の振動や接触によるレンズ・フレームの傷を防ぎたい
- 既製品ではなく、ケース寸法にぴったり合う専用内装にしたい
といった要件がありました。
設計のポイント|2段構造で30本を効率よく収納
今回の内装材には、ポリエチレンフォーム(サンペルカ)を採用。
軽量でありながらコシがあり、繰り返しの出し入れにも強い素材です。
設計上のポイントは以下の通りです。
- 上下2段構造
限られたケース内寸を最大限活かし、上下2段に分けて収納する構成に - 1本ずつ専用形状で保持
サングラス同士が接触しないよう、フレーム形状を考慮した溝設計 - 取り出しやすさにも配慮
収納力だけでなく、現場での扱いやすさも重視
これにより、30本すべてを安定した状態で収納可能な専用内装を実現しました。

設計・製作のこだわり|手作業による内装製作
今回のケース内装は、単に形を切り抜くだけではなく、
収納効率・耐久性・使いやすさを考慮した専用設計として製作しています。
加工には、厚み40mm専用の刃物を使用し、
材料の特性に合わせて、切断面が潰れにくい加工方法を採用しました。
これにより、仕切り部や溝形状もシャープに仕上がり、
サングラスを1本ずつ安定して保持できる構造を実現しています。

底面形状への配慮|R面取りによる収納効率の向上
内装底面についても、単純な平面加工ではなく、
角部にR形状の面取りを施しています。
これにより、
・ケース内寸を無駄なく使える
・製品を入れた際に角当たりが出にくい
・フォームのヘタリを抑えられる
といった効果があり、見た目だけでなく実用性も高めています。



貼り合わせ工程|職人による手作業仕上げ
上下2段構造の内装は、各パーツを加工後、
一つひとつ丁寧に貼り合わせる工程を経て完成します。
接着位置や圧着具合によって仕上がりに差が出るため、
この工程は機械任せにせず、職人の手作業で行っています。
仕切りの直線性や段差のズレを抑えることで、
長期間使用しても型崩れしにくい内装となっています。

技術まとめ|量産対応を見据えた専用内装設計
今回のケース内装は、試作レベルに留まらず、
量産や追加製作にも対応できる構成として設計しています。
・専用刃物による安定した加工
・R形状を取り入れた底面設計
・手作業による精度の高い貼り合わせ
これらを組み合わせることで、
支給ケースに合わせた高品質な専用内装を実現しました。
お問い合わせ
今回のように、
・支給ケースに合わせた内装設計
・収納本数や形状に応じた専用設計
・試作から量産を見据えた内装製作
にも対応しています。
「このケースに、こういう製品を入れたい」
「収納数や形状が決まっていないが相談したい」
といった段階からでも問題ありません。
まずはお気軽にお問い合わせください。